すぐ怒る器が小さい人。さあ、今から変わりましょう。

自分は本当に器が小さい人間だ…。と、ため息が出るほど落ち込んでしまうことがありますよね。

すぐに怒るので後悔ばかり。

器の小ささはどこから来るのでしょうか?

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なぜ器が小さくなるのでしょうか?

そんなイヤな自分からサヨナラして、たった今から納得のいく生き方をして生きましょう。

どんな事に怒ってしまいましたか?

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この記事を目にしているということは、きっと、今日怒ってしまって何か落ち込むような出来事があったはずです。

どんな出来事がありましたか?

怒る原因は何でしたか?

器が小さいと感じた原因は何ですか?

少し思い返してみましょう。

何かに負けて悔しい思いをしましたか?

誰かに自慢されてムッと来てしまいましたか?

仕事で失敗して上司に叱られてしまい「何もそこまで怒らなくても…。どうしていつも自分ばかり怒られるんだろう」と逆ギレしそうでしたか?

部下の出来が悪くて思い通りにならずに怒ってしまいましたか?

こんなちょっとした事で、すねたり怒ったりして、情けないと感じていますか?

相手の小さなミスが許せなくて、ついつい苦情を言ったり、怒鳴りつけたりして。

本当に情けない。と自分の器の小ささを感じていますか?

日常のちょっとした場面ですぐにすねたり怒ったりするのは、後で思い返すと情けないものですね。

自分の容量の小ささ、器の小ささをイヤと言うほど感じてしまいます。

夜になると落ち込んでしまって、こんな自分を変えていきたい…とヒントを探して、こうして色々な記事を読んだり本を読んだりしているのでしょう。

皆さんは、自分の器が小さい原因は何だと考えますか?

器が小さい原因は?

こうやってすぐ怒る自分の性格を見つめ直すとどんな事が浮かんで来ますか?

小さい頃から親に押さえつけられていて、自分の意見が言えない性格になってしまった。そんな親の威圧的な躾を恨んでいます。

何をしても不器用で失敗ばかり。仕事で叱られてばかりだし、もう自分なんてどうしようもない人間だ。

この世の中はホントに生ぬるいことばかり。みんな甘い。こんな矛盾した世界は僕には向いていない。不満しか生まれない。

昔イジメれていた。その時の事が浮かんで来て、やっぱり人と上手く話せない。優しくできない。緊張してつっけんどんになってしまう。

きっと、皆さんは“過去のトラウマ”にも似た出来事や、思い通りにいかない毎日の小さな不満が、“自分をすぐ怒る人間にしている原因だ”と感じるでしょう。

何かの原因があって、今の自分が作られている…。と思うはずです。

でも、本当にそうでしょうか?

実は、まったく逆だと言う考えがあります。

周りが原因ではなく、そう感じたあなたの思考様式が周りの世界をそう評価して、そういう辛い世界を生んでしまっているという考えです。

先ほどの親の威圧的な態度を恨んでいる人の例で言うと、きっとその方は親からの強い思いに応えようと一生懸命だったはずです。

親の期待に応える事で、親に恩返しをしよう。

親の思いに応える事で、自信をつけていきたい。

そんな真面目な強い思いがあったのではないでしょうか。

でも、ここで大切な事が抜けています。

それは“あなたの気持ち”です。

あなたは本当に親が望んだ通りに生きたいと感じたのか?

自分はどんな生き方をしたかったのか?

もしかすると、そんな一番大事なあなたの意思が置き去りにされているのかもしれません。

自分の思いを通せなかった悲しさ、自分の意思を押さえつけてきた苦しさ。

そんな思いが「私を押さえつけた親が悪い」と、親を恨んだり責めたりする方向に向いてしまったのかもしれません。

あなたが“親を恨む”本当の原因は、実は、生きてこなかった反面の人生、殺してきた側面に対しての、どうしようもない思いからだ、と考える事ができます。

それが、あなたが作り出した世界観だと言う事ができます。

器が小さい自分の殻を破りましょう

ではどうしたらその苦しみから抜け出せるのか。

臨床心理学の世界では「いま、ここ」という感覚をとても大事にします。

先ほどの親との関係で言うと、親の期待や思いに応えるために、どこかで自分を殺して生きてきた。

そこに気づいた時こそが変化のチャンスです。

自分が本当に自分らしく生きる為に、その生きてこなかった反面を今から生きましょう、今を大切にしようと言う感覚です。

自分が親からの締め付けにとらわれていた事実は変えられませんが、その事に気付いて、親の顔色を気にしない。

親の気持ちよりも自分の思いを優先させる。

自分を大切にする。

そんな気づきと、それを今から行動に移す勇気が大切なのです。

過去は変えられませんが、“今”と“未来”は変えられます。

過去に縛られてしまってなかなか変えられない自分に気づき、自分を縛りつけている何かと向き合いましょう。

そして器の小さい自分の殻を破っていきましょう。

今を大事に、自分を大切に生きていきましょう。

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器の小さい自分が変わるためにすること

「怒る」とは、何か思う通りにならない事が起こったり、自分の価値基準が揺らされてしまう時に起こる感情です。

自分が生きてこなかった反面、何かの思いにとらわれて噛み殺してきた自分の生き方の反面が「怒る」事に繋がっています。

その怒りの根元に気づいて今を一生懸命に生きる事が、自分の中の変革につながり、人を責めない生き方に繋がっていきます。

では、怒る事と向き合うためにどうしたらいいか、少し例を見ながら考えたいと思います。

負けて悔しい

勝つ事、負ける事にこだわってしまうのは、人との間にいつも「競争」があった人です。

人との比較の中で自分の優位性を確認し、自分のプライドが保たれてきています。

人との比較ではなく、過去の自分と比較しましょう。

自分がどれだけ変化したか、どれだけ成長したか。

他人には目もくれず、自分だけを見ていきましょう。

今の自分を褒めましょう。

誰かに自慢されてムッときた

人の自慢に敏感に反応して怒るのは、逆に言うと、自分もそこにとらわれているからです。

自分が理想とする事と現実との間のギャップ。

理想が達成できなくて失望するような、マイナス思考になりがちな方です。

引き算ではなく、今の自分から足し算していく習慣を身につけましょう。

小さな失敗にクヨクヨする

ルールにとらわれてしまっていませんか。

失敗は悪いことではありません。

逆に失敗から学ぶことは沢山あります。

失敗を恐れずに「やる」と決めたら勇気を出して取り敢えずやってみる。

そこから見えてくるものがあるはずです。

必要なのは、自分を少しだけ変えてみる勇気です。

思い通りにならずに怒る

「怒る」というのは、相手を威圧する事で手っ取り早く押さえつけ、意のままにしようとする行為です。

「怒る」という形で表現する手段を学習し、パターン化された行動です。

今からは別の方法で表現する方法を考えていきましょう。

何に対して怒っているのかを一旦考えてみて、落ち着いて言葉にしてみましょう。

「お前がこんなことをするからだ」と非難するよりは「私はこんな風に感じた」と主語を自分にして話すだけでも印象は随分変わります。

いろいろ工夫してみてください。

不満しか生まれない

不満を抱くこと自体は全く悪いことではありません。

何かがおかしいと感じたり疑問を感じるのはむしろ良い事です。

問題なのは、不満を感じた時にその感情はどこに向かうのかということです。

器が小さいと感じているのならば、その不満は弱い立場への攻撃や、陰でグチを言ってばかりで行動できていないのかもしれません。

今、私は不満を感じている。

一歩勇気を出して、この不満を言うべき人に言いましょう。

逃げない事です。

今の自分を変えましょう。



まとめ

器が小さいと考えて落ち込むのは、まさに自分を変えていくチャンスでもあります。

気づきがないと人は変わりませんが、あなたは今、心の中で何かに気づいて突き動かされ、動揺しているのです。

辛いけれど、自分の小さな器の中を覗いてみましょう。

情けない自分をまず受け入れましょう。

自分から目をそらさない。

逃げない。

人間関係は鏡のような物です。

自分が変われば人間関係は必ず変わります。

ほんの少し、自分の行動を変える勇気を持って器の大きさを広げていきましょう。

気の小ささに悩む方。こちらもご覧ください。

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