男の子って育てにくい子?これを知ったら安心です

男の子は元気が良くて素直だけれど、何だか未知の生物っぽいって感じたことはありませんか?

男の子は育てにくいもの?

どう関わったらいいんだろ?

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どう叱ったらいいんだろ?

母親から見ると、ハテナ??がいっぱいの男の子の子育て。

今回は、そんな謎の多い「男の子」の子育てについてまとめました。

男の子と女の子では脳の構造が違う

人の脳は左右に分かれていますね。

主に言語を司る左脳と、感覚を司る右脳。

そして左脳と右脳の情報を橋渡しする脳梁(のうりょう)。

脳梁は右の情報と左の情報をやり取りして情報交換してくれる場所です。

女性と男性とでは、この脳梁の大きさが違うと言われています。

お察しの通り、女性の方が大きいのです(笑)。

だから、女性は左脳と右脳の情報を同時に、フル活用しながら様々な情報を得てパパパッと判断するのが得意ですし、その情報を言葉を使って表現するのが得意です。

女性でも女の子でも、情報網を張り巡らせていろんな場所やいろんな人から情報を収集し、ネットワークを駆使して自分がどう行動すべきかを判断します。

言葉によってコミュニケーションを取るのもお手のもの。

しかし、男の子はこの反対です。

複数の情報を一度に扱って処理するのはやや苦手。

得た情報を言葉で表現したり、コミュニケーション手段として言葉を巧みに操り、情報のネットワークを築き上げるのもやや苦手です。

母親から見ると、不器用で、同時に複数の情報を処理できない。1つずつしかこなせない。

何となく口下手。

小学校の低学年では、女の子の巧みな攻撃(口撃?)にタジタジで、口で上手く言い返せない男の子は、ついつい叩いてしまって女の子を泣かせる…。

なんてこともよくありますね。

ちなみに女の子も女性も、話をする事で情報を得たり、そこから解決の糸口を見出そうとするのが上手なので、ストレスを溜め込みません。

一方で、情報を駆使して瞬時に様々な判断をし、それを言葉に繋げるのが得意ではない男の子や男性は、ストレスを上手く解消できなくてため込んでしまう傾向もあります。

口下手で育てにくい。

考え方が不器用で育てにくい。

ストレスを抱え込んでイライラしていて育てにくい。

そんな育てにくさは男の子の特徴だと理解してあげましょう。

男の子は融通が利かなくて変化に弱い

何か問題に面した時、男の子は「こうなりたい」「これが目標」と定めた事に向かって突き進みます。

目標に向かって突っ走る。

問題解決のための目標に向けて突き進む。

だから、ゴールをはっきりさせたいのが男の子。

女の子や女性はゴールに向かうために一歩一歩階段を上がるように、1つ1つの積み重ねを大切にしますし、その経過の中で新しい情報が入ってきたら、状況に合わせて方向転換するのも早いものです。

しかし、男の子は「こう思ったら一直線!!」

目標を定めると力を発揮しますが、一方で、急な変化や柔軟な対応はやや苦手です。

融通が利かなくて、変化に弱い。

そんな点が男の子を“育てにくい子”だと感じるのかもしれません。

男の子のエネルギーは100%全開

これはすぐに納得ですね(笑)

男の子のエネルギーは留まる所を知りません。

特に幼児期の子は疲れを知りません。

ケガをしていても遊びます。

痛くても忘れて遊びます。

エネルギーが0になるまで100%の力で遊び切ります。だから、疲れたらコテンと寝てしまいます。

いつだって全力投球。

とてもいい事なのですが、逆に言うと、力の加減を知りません。

“力を残しておく”“力を分配する”のが苦手です。

中学生くらいの男の子でもそうです。

子が小さいうちは目離しなりませんので、とても育てにくいし手間がかかりますね。

ケガをさせないように心配するけど、男の子はそんな事お構いなし。

今日も突っ走ってどこかでケガをしています。

男の子はストレスを受けやすい

『男の子と女の子では脳の構造が違う』でも述べましたが、男の子は情報の同時処理が苦手で、それを言葉で表現するのも苦手です。

女の子のように、溜まったストレスをお喋りで発散できません。

一人で抱え込んでしまうことも多いのが男の子の特徴です。

しんどくなると腹痛や頭痛などの不定愁訴を訴える子も多いです。

強いんだけど、打たれ弱い。

ストレスへの耐性が低くて感じやすい。

ストレスの処理も下手。

そんな点「男の子は育てにくい子」だと感じてしまうでしょう。

男の子は表現下手

男の子はあった事をそのまま事実として喋るのは得意です。

しかし、そこに自分の感情を挟んで伝えるような感情表現はどちらかと言うと苦手です。

人に何か言われても言葉で上手く表現できないので、イライラしたり、逆に人に伝えるのを諦めたりします。

母親はついつい叱ってしまったり、言葉できちんと伝えるように注意したりしますが、男の子にはなかなか難しい課題です。

親からするともどかしくて育てにくさを感じるかもしれませんが、ここは温かく見守って、言語表現力をつけてあげてください。

子どもの感情に共感する。

子どもが感じている感情を代弁してあげる。

そんな関わりを通して、伝え方を教えてあげましょう。

男の子は“オタク⁈”

目標さえ見つかれば突っ走るのが男の子。

何かに夢中になればトコトンつき詰める子も多いものです。

何かに凝って収集するのも男の子。

トコトン突き詰めて“○○博士”になるのも男の子。

大人になってもコレクションに没頭するのは大抵男性ですよね。

“オタク”と呼ばれる方も圧倒的に男性が多いです。

何かに夢中になれるって素晴らしい事です。

トコトン、博士になってもらいましょう。

素晴らしい力になりますよ。

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男の子はでも、素敵です

いろんな不思議がいっぱいの男の子。

女の子とは感覚が違うので、母親である私達には“育てにくい子”“気難しい子”と映ってしまうかもしれません。

でも、男の子は素敵です。

素直でシンプルで、基本的にはお母さんが大好き。

女の子にはないと魅力がいっぱいです。

育てにくい子」ではなく、「いつも発見を与えてくれる子」と思って接してみると楽しいかもしれませんね。

まとめ

男の子と女の子では基本的な脳の仕組みが違うので、考え方や行動が違います。

情報を同時にいくつも処理するのは苦手です。

整理した情報を言葉にするのも苦手です。

だから、不器用で口下手に見えます。

また、女の子は話す事でストレスを解消するのに対して、男の子はそれが苦手です。

従ってストレスを溜めやすく、身体に出てしまうことも多いです。

問題解決志向で、「何かをするために」「こうしよう」と目標を立てるのは上手です。だから、目標が定まれば一直線。それに向かって突き進みます。

それは逆に言うと、急な変更や柔軟な対応が苦手だと言うことです。

何かに夢中になる集中力と根気があります。

それは運動する時でも、趣味に没頭する時にでもです。

集中している時は疲れを知りませんが、一旦エンジンが切れるとガソリンは0。

だから、力を分配したり、取っておくのは苦手です。

それらは育てにくさにも繋がりますが、男の子の良さでもあります。

男の子は「不思議」ですが、それを楽しみながら子育てしてみましょう。

きっと、自分が生きてきた人生とは全く違った経験ができるはずです。

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