気が小さくてキレやすい人必見!すぐ怒る理由と変わる方法

小さなことでウジウジしたり、ビクビクしたり。

あなたの周りに「気が小さいなあ」「意気地がなくてすぐ怒る」と感じる人はいませんか?

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もしくはあなた時自身が「気が小さくてすぐに怒ってしまう。何とか変われないかな」と思ったりしますか?

気が小さい人の特徴を見ながら、どうしたらいいのかを一緒に考えましょう。

気が小さい人って

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「気が小さい人」の同義語には「気が弱い」「度胸がない」「弱虫」「小心者」とあります。

いずれも言いたいことが言えずにビクビクしていて、負けそうになると吠えて怒るイメージがありますね。

気が小さくてすぐ怒る人になる理由にはどういうものが考えられるでしょうか。

⒈不安が強い

まず一番大きな理由として、気の小さい人は不安が大きい人だということができます。

不安とは先が見えなかったり、予想がつかなかったりと、未来が見えないことへの漠然とした恐怖を感じる時に起こる感情です。

未来に対しての不安って誰にでもありますよね。

でも「こんな失敗をしたらどうしよう」「上司に叱られたらどうしよう」そんな小さな未来への不安に怯えてビクビクいてしまうのが気が小さい人の特徴です。

不安が強くて怯えてしまう。そんな心当たりはありますか?

⒉自信がない

気が小さい人は自信がなかなかありません。

小さな事に成功したり、達成感を感じたり、人から評価される事で自信がついてくると言われています。

もしかすると気が小さい人は、小さい頃からそんな経験が少なくて、全く自信を持てないでいるのかもしれません。

小さい頃から叱られてばかりいた。

親が厳しくてなかなか認めてくれなかった。

そんな過去に縛られて苦しんでいるのかもしれません。

だから人の成功を素直に喜べません。

むしろ、人が成功すると悔しくてその人に嫌味を言ってしまったり、後輩が成功しないように意地悪をしてしまったりするかもしれません。

心が狭いな…と情けなく思うことがあっても、そんな場面に遭遇するとイライラとしてしまって、ついやってしまうのかもしれませんね。

弱い人に攻撃を向けるのも、自信のなさの表れです。

⒊他人からの評価がとても気になる

自分に自信が持てないで事と関連しているかもしれませんが、気が小さい人は自分は自信がなくて、いつもビクビク。

自分が人からどう評価されているかがとても気になっているかもしれません。

自分がミスするのが怖くてそこから逃げたり、低い評価を受けるのが嫌で、部下のせいにしてしまったり。

評価が低くなりそうな場面から逃げたり、ごまかしたり、自分を守ろうと嘘をついたり。

人からひんしゅくを買いそうな場面をうまく逃げるので、人からはかえって、“ずるい人”“せこい人”と評価を受けてひんしゅくを買ってしまいます。

⒋コミュニケーションが苦手

気が小さい人の中には、コミュニケーションが苦手な人もいるようです。

緊張が強くてビクビクしていることが多く、問いかけに上手く答えられなくて落ち込んでしまうことはありませんか。

人と目を合わすのが恥ずかしい。

上手く笑顔を作って答えられない。

感謝の言葉がうまく言えない。

自分に非がある時にきちんと謝れない。

言いたい事が上手く伝えられない。

そんなちょっとしたことが円滑にできなくて苦労しているかもしれません。

人見知りは誰にでもありますが、ビクビクした振る舞いは周囲の人からは“気が小さい人”“肝の小さい人”と評価されてしまうかもしれません。

⒌自信がある分野にこだわる

気が小さい人も自信が持てる分野はあります。

自信が持てる分野に関しては絶対に人に負けたくない。

そんな思いが強すぎると、「自分がこれだけ自信があって言ってるのに、何故従わない?何故言うことを聞かない?」という気持ちになりがちです。

人に自分の気持ちを押し付けがちになって、思った通りにならないと怒るかもしれません。

周囲の人は「自分勝手な人」「せこい人」と評価するかもしれません。

気が小さい人が怒る理由

では何故、気が小さい人が怒ってしまうのでしょうか。その理由も考えたいと思います。

⒈自己防衛

人は受け入れがたい状況に面した時に、いろいろな感情を持つと思います。

自分の価値や存在価値が揺るがされた時に起こる感情が“怒る”という感情です。

気が小さい人は自分の心の弱さや小ささを感じていて、何かの理由でそれをイヤというほど感じさせられた時に“怒り”という行為で自分を守ろうとします。

「攻撃は最大の防御」と言いますが、上手く言葉で伝えるのが苦手で、評価を気にする方は、とっさに“怒る”感情を表わして自分を守るのかもしれません。

⒉決まったコミュニケーションパターンになっている

もし何か問題が起きて解決策を話し合わなければならない時に、大抵は双方の意見を出し合って折衷点を見出したり、話し合いを重ねてどちらかの意見を採用したりします。

コミュニケーションが苦手で上手く表現できない人は、円滑なコミュニケーションがとれず、怒る事で解決しようとしがちになります。

“怒り”は攻撃的で、威圧的で、自分の意見を押し付けたり言うことを聞かせるには持ってこいの方法で、しかも即効性があります。

怒れば何とかなると学習した人は、怒る手段を使いたがるのです。

あまり考えずに怒り、パターン化されている可能性があるかもしれません。

⒊否定的に考える

人の評価を気にしたり、自分を守りたいと考える人にとって、自分の言ったことや行ったことを否定されるのは非常に怖いことです。

他人からの否定的な発言に敏感になり、「どうせ自分なんか…」と被害的に捉えてしまってイライラして怒ります。

⒋恐怖の裏返し

怒りは恐怖心の裏返しの感情でもあります。

気が小さい人は、周囲の反応に敏感で恐怖を感じる事が多いです。

その恐怖が怒る感情につながってしまいます。

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気が小さい人からの脱却

好きで怒っている訳ではないのにすぐに怒る自分。

情けないと思いながらもなかなか治せなくて、自分の気の小ささがイヤになってしまうこともあるのではないでしょうか。

どうすれば、気が小さくてすぐに怒る自分から脱却できるのでしょうか。

⒈自分が否定されるのを恐れない

否定されているのはあなたでしょうか?あなたの意見でしょうか?

その辺りをきちんと見ていきましょう。

職場では意見を交わす事が多いと思います。

否定されたり、反論を言われたりで辛いことも多いですが、でも、否定されているのは仕事での提案の内容に…ではないですか?

上司から叱られることもあると思いますが、否定されたのはあなたの仕事上の失敗であり、あなたの人格ではありませんよね。

それを全部一緒に受け止めて落ち込むのは今日限りで止めてしまいましょう。

仕事の運営には、誰かの意見が採択されたら、残りの意見は採択されません。いちいち落ち込んでいる暇はないのです。

仕事は仕事、人格は人格。

別物だと言う事を強くて意識していきましょう。

⒉失敗を恐れない

失敗は誰にでもあります。

あの有名なエジソンも「私は失敗した訳ではない。ただ一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」と述べています。

日常生活でもそれは当てはまります。

人とのやりとりで失敗しても、仕事で失敗しても、そうならないように次に活かしていく事が出来ればそれでいいのです。

次に失敗すれば、その次に失敗しないようにすればいいだけです。

私達が気をつけなければいけないことは、失敗した時に“次にもう一度やってみよう!”とチャレンジできるかと言うことです。

失敗やミスは誰にでもあることですから、落ち込まないことです。

くじけないことです。

いじけないことです。

失敗に慣れると、恐怖は減ります。

失敗にくじけないと新しい自分が見えてきます。

⒊なりたい自分を演じてみよう

憧れる人物像や、なってみたい人格ってありますよね。

一度その人たちの振る舞いや言動を真似してみてはいかがでしょうか。

学習とは模倣から始まります。

模倣して、自分のものとして取り入れていく過程が、今までの自分の行動パターンや思考パターンを変えていくことになります。

こんなパターンもあったんだ、こんな行動をすると楽だ…といろいろな気づきがあるはずです。

⒋周囲の人は自分の鏡です

すぐ怒る気が小さい人は、やや被害的に考えてしまう傾向があります。

「今度こんなところに遊びに行こう」と職場の人が話していても、心の中では(どうせ僕には誘う気なんてないでしょ)(また、ボクに嫌味言ってるな)と捉えてしまうかもしれません。

また、同僚が「手がいっぱい。この仕事どうしよう」と困っていても、緊張して何も言えないかもしれませんし、(どうせ私には期待してないでしょ)と、スッと席から離れてしまうかもしれません。

本当にそう思われていると辛いですよね。

でも、そう言っている方々は、そんな風にはあなたのことを思っていません。

そう感じているのは、気が小さい方ご本人です。

少し考え方を変えてみましょう。

遊びに興味を持ったら「面白そうな話だね」と思い切って話しかけてみませんか?

また、仕事で困っている人がいれば、避けるのではなく「今、手が空いたところなのでお手伝いできますよ」と一声かけてみましょう。

自分が発した一言で、事態は変わってきます。

自分が変われば周囲の人も変わります。

周囲の評価もかわります。

周囲の人は自分の鏡だと理解して、少しずつ行動してみましょう。



まとめ

気が小さくてすぐ怒る人は、不安が強くて自信がない。

他人からの評価がとても気になる。

コミュニケーションが苦手。

自信がある分野にこだわる。などの傾向があります。

それには、防衛機制が働いていたり、決まったコミュニケーションパターンになっていたり、否定的に考えたりすることが根底にあると考えられます。

気の小ささから脱却するために、自分が否定されるのを恐れず、失敗を恐れず、自分を信じて新しい自分を見つけ出す事が大事です。

自分が変われば周囲の反応も変わってきます。

気の小ささは慎重で、周囲に敏感であると言う良さもあります。

自分の良さを認めつつ、少しずつ自分の心を開いていきましょう。

辛い過去や見えない未来に振り回されるのではなく、今を見つめてしっかり歩いていきましょう。

コミュニケーションが苦手だと感じている方。発達障害の問題には、誰でもが抱えるコミュニケーションの課題を含んでいます。一度こちらもご覧ください。
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