キレる先生がウザい。怖い。感情的にすぐ怒る教師について考える

何もしていないのに教師から怒られたり、叩かれたりしたことはありますか?

とても辛い思い出として残っていたり、時にはそれがきっかけで学校に行きにくくなっている方もおられるかもしれません。

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何故、教師は怒るのでしょうか?

どう対応すればいいのでしょうか?

一緒に考えてみませんか?

すぐ怒る教師の6つのタイプ

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すぐ怒る教師にもいろいろなタイプの方がおられます。

あなたの学校のあの先生はどんなタイプですか?

母親タイプ

母親のようにガミガミと口うるさくて、小さな事にでも口を出してくるタイプです。

授業中によそ見でもしようものなら「○君!横を向かない!」と注意されたり、「ほら、〜でしょう」「もう、〜なことするから」「 だから〜でしょう」「 何回も言ってるでしょ」「いつも言ってるでしょ」と口癖のように指摘してきます。

大きなハリのある声で小言が続くので、聞いているとイライラしてきて「いい加減にしてよ」と言いたくなってきます。

生徒達の“できない“面ばかりを見て否定的に言うので、“全然認めてくれない”うるさい教師と写ってしまいます。

プライドが高いタイプ

自分にとても自信を持っています。

特に教師生活が長くて、「生徒はこうあるべきだ」「こんなことをするのは生徒としてはあるまじき」と、確固たる信念を持っています。

自信家なので意見をハッキリ言うし、同時に人の話には聞く耳を持ちません。

自分が考えている“生徒像”があって、それに当てはまらないと、突然怒り出します。

こう言うタイプの教師は、押さえつけることで生徒を大人しくさせるのは得意ですが、反抗したり、反論をする子どもは許せません。

とことん対立してお互いが歩み寄らないので、激しく怒りをぶつけあってしまいます。

教師の自覚まるでなしタイプ

教師として、子どもや生徒を導いて行こうと言う意思がほとんど感じられません。

何故教師の道を選んだのだろう…と思わずにはいられません。

後先考えずにその場の気分で叱るので、怒り方にも一貫性がありません。

怒り方にも品格がなくて、子どもには聞かせたくないような言葉で怒ります。

学級運営も下手で、学級崩壊させてしまうことも…。

昔ながらの根性タイプ

昔ながらの体育会系教師。

思考様式が比較的シンプルなので、教師の判断には“いいか”“悪いか”のどちらかしかありません。

中間がありません。

怒りつければ何とかなる。

大声で威圧すれば生徒は言うことを聞く。と考えていて、生徒を指導する事と、怒って押さえつける事は同じ事だと考えています。

言葉もやや暴力的で、時には本当の暴力が飛んでくることもあるかもしれません。

デリカシーに欠けるので、生徒の心に配慮するのが下手です。

引っ込み思案な生徒や、周囲の反応に敏感な生徒がこんな教師に怒られると、心が病んでしまいそうなくらい、心が折れてしまいます。

世話焼きタイプ

「子どもは社会の子。大人みんなで育てましょう」と考えている、昔ながらの近所の怖いおじさん、おばさんタイプ。

担任でも顧問でもないけれど、悪さをしている子どもを見たら「こらっ」と叱ります。

面識のない教師にいきなり叱られて怖いかもしれません。

ただ、どこか人情味があるので、憎めないかもしれません。

冷たいタイプ

人どこか無表情でとっつきにくくて理論的。

マニュアルのような受け答えで、決まりきった答えしか返ってきません。

融通が利かないので、決まりを破ったら何が何でも違反です。

例外は認められません。

非常にストレートな物の言い方をするので、とてもキツく感じられるかもしれません。

生徒の事情を考慮して見逃してあげるとか、普段の行いから判断して大目に見るとか、そんな風に生徒を温かく見守る優しさが感じられません。

もっと心で生徒を見てよ!と言いたくなるような教師です。

教師は何故怒るのか。先生の立場から見てみると

今度は教師が怒る理由を考えてみましょう。

どんな時に怒るのでしょうか。

何故怒るのでしょうか。

教師の立場から書いてみますね。

もし、今読んでいるのが生徒の立場の方なら、教師が怒る前に、このような状況がなかったかを考えてくれますか?

生徒が着席しない

えっ?それは小学1年生のことなのでは?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうではありません。

小学校の高学年、5年生や6年生になっても授業中に立ち上がってウロウロする子どもはいます。

中学生になっても当てはまります。

授業中なのに、まるで休み時間のように自由に振る舞う生徒もいます。

教師はそんな生徒を着席させて、何とか授業をしようと努力します。

何度注意しても態度が改まらなかったらどうでしょうか?

いくら教育職とは言え、怒りは感じるものです。

抑えようとしても、少し感情的になってしまうこともあるでしょう。

生徒が授業中に喋る

授業は静かに聞くものだと思います。

でも、現実にはそうはいかないことも多いものです。

隣同士の子どもとコソコソ話をして、クスッと笑ってしまったり…よく見られる風景ではあります。

でも、それが1人2人ではなく、こちらでもあちらでも話し始めるとどうでしょうか。

何度注意しても改善されなかったらどうでしょうか。

やはり教師は段々と声を大きくして注意するようになり、最後は怒ってしまうでしょう。

生徒が反省しない。謝らない

「して来なさい」と言われていた宿題や予習をして来ない。

「この日までに提出」と言われていたのに提出しない。

こんな時に注意されるのは納得できますよね。

ルールを守らない時に注意を促す。

これは教師の仕事です。

人は誰でも間違った行動を取ってしまう事があります。

それに気づけば謝る事が大切です。

それが社会のルールです。

だから、例えば宿題や提出で注意された時でも、例え注意されてイヤな気持ちがしたとしても、それが自分の間違いであったら謝ることは大切です。

それが嫌で反抗したり、反省せずに話を聞こうとしなかったらどうでしょうか?

教師の立場としては注意しなくてはなりません。

注意しても態度が改善されなかったり反抗的だと、教師も怒ってしまうかもしれません。

教科以外の授業をちゃんと受けない

みなさんは、道徳やホームルームなど“お勉強”以外の授業をどう思いますか?

ちょっとダルいですよね。

「説教ぶった授業」「一方的に価値観を押しつけるからウザい」ちょっと力も入りませんよね。

そんな時に、あからさまにヤル気のない態度を見せたらどうでしょうか?

教師にとっては、教科学習では教えられない大切な事を、道徳やホームルームの話し合いで学んでもらいたいのです。

だから、そこでふざけたり、どこか1人さめためで目で授業を眺めていたりすると、教師の目に留まって注意されるかもしれません。

それでも改善されなかったら、教師は怒るかもしれません。

成績が良ければいいんでしょ、と思っている

学校では成績はとても大切です。

勉学に励むのが学生の本分ですものね。

「ちゃんと勉強していて良い成績を取っている。」と自信を持つのはとても良い事です。

ただ、勉強さえしていれば、あとはどんな態度を取っていても文句はないでしょ?と、ちょっと人を小馬鹿にするような態度を取っている人はいませんか?

友達同士でも教師と生徒との間でも、お互いの存在は平等です。

頭の良し悪しが人間関係の基準にはなりません。

もし、成績が良い事が人間関係では優位になる…と考えて、それが態度に出ていたら、教師は注意をするかもしれませんし、不愉快に感じて怒るかもしれません。

教師の容姿などを言う

教師にもいろんな人が体型やいろんな容姿をお持ちの方がおられます。

太っている人、ガリガリの人、禿げている人、毛深い人、お腹が出ている人。

教師にたて突いてみたい年頃の中学生などは「先生毛深い」とからかってみることも時にはあるでしょう。

思春期独特の感性かもしれません。

ただ、先生も人間です。

「先生、太ってる」や、時には「先生、口臭がいや〜」と指摘されたら、誰でもへこみます。

「真実を言って何が悪いのですか?」と思春期の子どもはよく言いますが、真実は言う事が正しい訳ではありません。

相手の人間が、その言葉を受けてどんな気持ちになるかを考えて行動しなければなりません。

そう言う事を言って許されるのは、人間関係がしっかりできていて、ある種の絆で結ばれている場合のみです。

ただ、夫婦のような濃い関係でさえ、言っていい事と悪い事があります。

親しき仲にも礼儀あり…です。

1人の人間として教師の心にも配慮しないと、やはり教師の心は傷つきます。

そして怒ります。

怒られた子どもが考えてみる事。あなたにはこんな面はありませんか?

先ほどは先生の立場から見て、先生がどんな時に怒ってしまうかを書いてみました。

如何でしたか?思い当たることはありましたか?

もし当てはまるのなら、クラスみんなで、少し行動を変えてみるのが良いかもしれませんね。

では次に、「教師から怒られた」と感じているあなた自身について考えてみてください。

次のような傾向はありませんか?

あまり叱られた事がない

親からもあまり叱られた事がない方はいらっしゃいませんか?

もしそうだったとしたら、教師から怒られたらとてもショックだし、腹も立ちますね。

許せない気持ちかもしれません。

ただ、怒られたら原因がちゃんとあるのなら、例え嫌な気持ちがしても、それを受け止めることが必要です。

自分の至らない点を指摘してもらえるのは子どもの内だけです。

大人になるとなかなか指摘してもらえないし、大人でそれをやられてしまうとダメージが大き過ぎます。

理由がちゃんとある場合は、受け止める努力をしていきましょうね。

怒りの感情に敏感

“怒る”という感情にとても敏感な方はおられませんか?

クラスの友達が怒られているだけなのに、自分も叱られている気がしてとても怖くなったりしませんか?

音に敏感だったりするのかもしれません。

特に男性の大きな声は誰でも恐怖を感じやすいものです。

そんな時は耐えるのが辛いですね。

誰かに相談して、教師に声の出し方を工夫してもらうようにお願いしましょう。

また、怒りを自分のこととして受け止めてしまいがちな方も、誰かに相談してください。

先生に叱り方を工夫してもらってください。

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1人で抱えないで、その悩み

何の理由もないのにすぐ怒る

怒り方も普通じゃなくてとても怖い。

「成績を下げるぞ」と生徒の弱みに付け込んでおどしてくる。

「バカかお前は」「お前なんかいらない」「お前なんか学校に来るな」など、人格を否定するような言い方をする。

物を投げたり壁を叩いておどす。

暴力をふるう。

教師はそんな怒り方をしませんか?

また、あなた自身がその事を考えるとドキドキしてきたり、不安定な気持ちになったり、吐き気がしたりしませんか?

そんな時は必ず大人に相談してください。

親やスクールカウンセラーなどの身近な信頼できる人に打ち明けてください。

大人から教師に伝えてもらいましょう。

教師に言うのが怖かったら、校長先生に相談してみてください。

それが難しかったら、教育委員会に相談することもできます。

決して1人で抱え込まないでくださいね。



まとめ

学校は勉強を学ぶだけでなく、社会のルールや人と人との付き合いを学ぶ場でもあります。

教師から怒られて嫌な思いをする事もありますが、怒られる経験をする、怒られた事を受け入れる、そして謝罪できる事は、大人になって社会生活を送る上での大事な基礎になってきます。

教師も生徒も人間で、感情のある生き物です。

お互いの立場と存在を尊重しあって、良い人間関係を作る努力をしあう事がとても大事です。

どちらか一方だけでは成り立ちません。

双方が努力して築いていかなければできない関係です。

しかし、いくら努力しても、あまりにも教師からの仕打ちがひどいと感じる場合は、決して1人では抱え込まずに、信頼できる大人に相談しましょう。

必ず助けてくれます。

自分の心を大切にしましょうね。

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