血液型で分かる?すぐ怒る人と血液型との関係性

私たちの周囲にはいろんな人がいます。

マイペースだったり、カリカリとすぐ怒る人だったり、几帳面だったり。

人のそんな性格を見ると「あの人の血液型はきっと○型!」と、ついつい判定しちゃいますよね。

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血液型談義を始めると、盛り上がってとても楽しいものです。

血液型での性格判断はどう活用すればいいのでしょうか?

すぐ怒る人との関係性は?

少し見ていきましょう。

血液型性格診断の歴史

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血液型のタイプ別性格診断を日本で初めて行なったのは、はるか100年前だと言われています。

大正時代に原来復(はらきまた)という医師がドイツに留学し、そこから持ち帰ってきたそうです。

かなり以前からあったのですね。

その後昭和の時代に入った頃に、古川竹ニという学者が、血液型と性格との関連性を考えました。

当時大流行したそうです。

この「血液型性格学」が現在の血液型の性格判断の基礎になっていると言われています。

そして昭和50年代に入ると、能見正比古という作家が、古川竹ニの説に基づいて「血液型人間学」を出版。

ベストセラーとなり、再び血液型ブームを巻き起こしました。

能見正比古は、ご自身のお姉さんが血液型判別にハマっていたのに影響されたということですので、やはり、占いなどは女性がとっても興味を持つ分野なのですね。

血液型別に見る性格の特徴

古川説による血液型による性格特徴を見てみましょう。

A型

保守的で控えめ  温厚で消極的   他人に尽くす

B型

陽気  活動的  外面的に積極的   出しゃばり  根気がない

O型

自発的  理性的  意思が弱い

AB型

外面的にはB型  内面的にはA型

昭和の初期ですから今から90年ほど前ですが、今の血液型別の性格のイメージと同じですね。

怒ることと血液型との関連は?

古川説による血液型の性格的な特徴でいうと、怒る事と結びつきそうな性格は、B型の陽気で積極的なタイプ。

陽気で積極的ということは、感情表現が豊かで怒るのも表面に出しやすいということです。

また、O型の自発的なタイプも、自発的な方だと、リーダーとして活躍したり前に出る方ですから、人に注意したり怒る事はあるでしょう。

そして、AB型の外面的にはB型のタイプ。この方も、B型と同じという事ですから、感情豊かで怒るのも表に出す方です。

つまり、A型以外の人は“怒る”事とその性格特徴とには、どうやら関連性がありそうです。

次に違う角度から見てみます。

A型に関してですが、他人に尽くして消極的なタイプだと書かれています。

つまり、人に尽くすけど、自分の気持ちを犠牲にしてしまいやすいという事でしょう。

あまりにも感情を抑えると、心の中にいろんな思いがたまってしまい、あふれ出した時には“怒る”という形で表現されます。

つまり、どの血液型の特徴でも、結局は“怒る”事に繋がる特徴を持っているのです。

怒る感情は厄介です

感情には様々なものがあります。

喜ぶ、楽しい、羨ましい、恥ずかしい、怒る、悲しい、など様々です。

この中で怒る感情はとても厄介です。

快の感情はどんなに感じても困ることはありません。

大歓迎です。

しかし、不快な感情は処理が難しいです。

特に怒る感情はとても厄介です。

“悲しい”や“辛い”時は、そこから逃げる事が出来ます。

しかし“怒る”時は、怒る対象の人から逃げるのではなく、反対に近づいて立ち向かってしまうという特徴があります。

だから怒りの感情を覚えた時には、相手に近づきつつその怒りを上手く表現する、と言った、非常に高度な技が要求されます。

怒る感情は非常にややこしいのです。

そのために相手との向き合い方や、かわし方のヒントが欲しいと思ってしまいます。

だからこそ、血液型や星座のタイプ別診断から情報が得て、対応の仕方にヒントを得ようとします。

タイプ別に見る怒る人への対処方法

では、キレやすくてすぐ怒る人にはどう対処したらいいでしょうか。

血液型別ではありませんが、参考にして下さい。

不安が強くて不安定な人

不安が強くて人に依存してしまいがちです。

そして思った通りにならないと急に激しく怒り始めて、あなたをとことん攻撃します。

そんな人に有効なのは「制限を設ける事」です。

何を聞いてあげても、相手の要求には際限がありません。

完璧に希望に応えることはできません。

だから、聞いてあげられるところと聞いてあげられないところをはっきりさせてあげましょう。

自分が一番だと思っている人

何でも自分が一番だと感じていて、非常にプライドが高いです。

自分が支配するか、支配されるか…などの極端な選択をしがちなので、支配されたと感じる時は激昂して激しく怒ります。

普段から相手のプライドを傷つけないような発言をしましょう。

「さすが!」などの褒め言葉は大好物です。

自分に自信がない人

不器用で失敗した経験がもとになって、自分自身に自信がありません。

空気が読めなくて困っている人もいます。

思うようにならなくて人に当たります。

会社や学校ではそんなことはないのに、家族には遠慮なく怒るような二面性を持った人もいます。

対処法としては、その人が理解しやすい方法で具体的に伝えてあげる事が有効です。

スマホやパソコンに依存気味の人

スマホやパソコンに熱中してしまい、それを手放せなくなる人です。

依存傾向があり、依存によって人との交流が少なくなっています。

そのために人への関心が低くなり、相手への思いやりがなくなってとても無愛想になります。

無表情で言葉も最小限で済ませます。

思い切って依存対象を離してあげて、人とのコミュニケーションを再開させてあげて下さい。

威圧的な人

大声を張り上げて主張したり、怒る事で人を服従させようとする人です。

コミュニケーション手段として怒ることが当たり前になってきています。

冷静に、どんなことをして欲しくないか、どういう態度を取ってほしいかをきちんと伝えてあげましょう。

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血液型診断を活用したい理由

相手との距離を知るため

人と関わる時、私達は相手の人にラベルを貼ってその人を認識しています。

例えば自分が“生徒”の立場の時に、相手の人に“先生”というラベルを貼ると、相手に敬語を使って距離を置いた関わりをしようと判断できます。

相手が体育会系のキャプテンしている人なら、“しっかりしてリーダーシップを発揮できる人”とラベルを貼って、そのイメージを持って関わっていく事ができます。

つまり、相手の人がどんな人かという“ラベル”を手掛かりにして、私達は自分の立つ位置を確かめているのだということができます。

だからラベルがないと困ってしましいます。

特に、相手のことをあまりよく知らなくて情報がない時には、どう接したらいいか困ってしまいます。

私達が血液型診断をしたくなるのはそんな時かもしれません。

血液型の4つにタイプ分けをすることで“この人はこんな人だから”と判断して、適切な距離を取ろうと試みることができるようになりますからね。

コミュニケーション手段として

私達…特に女性は、情報を共有しながらコミュニケーションを図って人間関係を深めていきます。

血液型が○な人はこんな人。

この星座の人はこんな性格。

この体型の人はこんな特徴が。と、性格に関しての様々なステレオタイプがあると、話題が拡がります。

さらにタイプ別の相性に話が及ぶと、あの人とこの人の組み合わせは?あのカップルの相性は?と様々な展開が期待できて、話が弾むと同時にコミュニケーションも深まります。

初対面に近い方とでも、血液型や星座の話題だと当たり障りがなくて話が盛り上がりますので、話題にするにはうってつけですね。



まとめ

実は心理学的な研究によると、血液型と性格との関連性は否定されています。

どの血液型の方でも怒りますし、人によっても場合によっても怒り方は様々です。

ただ血液型診断や星座占い、相性診断などは具体的な対応策がたくさん書かれているので、人との関わり方を考えるときに参考になりますね。

ただし気をつけたいことは、血液型診断などを信じすぎると、思い込みや偏見が生まれてしまい兼ねません。

そうなると円滑なコミュニケーションが図れないだけでなく、人間関係が壊れてしまうこともありますので、注意する事が必要です。

血液型診断は、みんなと楽しく話をするための手軽なアイテムとして活用できるといいですね。

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